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関東大震災90周年 朝鮮人犠牲者追悼式での
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関東大震災９０周年、朝鮮人犠牲者追悼の式典にあたり、謹んで追悼の言葉を送ります。 関東大震災 朝鮮人・中国人虐殺事件は、過去の問題ではなく、九十年たった現在もなお続く問題であると言わざるを得ません。 国の責任は明らかであるにもかかわらず、国は未だ一切の責任を認めておらず、日本弁護士連合会の勧告も無視し続けています。 また現政権は、日本の侵略と植民地支配を認めた１９９５年の村山談話と、軍と官憲の関与による「慰安婦」の強制を認めた１９９３年の河野談話の「見直し」、そして教科書・検定基準の近隣諸国への配慮を求めた条項の廃止など、日本の侵略加害の事実を消し去ろうとしていることは看過できません。 さらに今年度、東京都教育委員会が、都立高校の歴史副読本の「関東大震災朝鮮人犠牲者追悼碑」に関する記述「数多くの朝鮮人が虐殺された」を、「『朝鮮人の尊い命が奪われました』と記されている」と変更したことは、虐殺の事実をおおい隠そうとする重大な問題です。 歴史の真実から目をそむけ、ゆがんだ歴史認識を政治的に広げようとすることは、東アジアをはじめ世界の人々と『真の平和と友好を築いていこうという絆』を断ち切る行為と言わざるをえません。 私たち日本共産党は、歴史の逆行を許さず、歴史に学び、平和憲法を守り、生かし、世界の国々と対話と信頼を深めることができる日本を築くために全力を尽くしてまいります。 その決意を表明し、追悼の言葉といたします。 ２０１３年 ９月 １日 日本共産党東京都議団 あぜ上三和子 |
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